最新Chat GPT4を搭載したCRMボット「ChatSpot.ai」アルファ版の招待エントリーに申し込んでみた
ChatSpot.aiの紹介
こんにちは。クラスメソッドでSaaS製品のセールスをやっております熊谷と申します。 The MODELの営業プロセスの浸透により、マーケ、インサイドセールス、フィールドセールと営業の分業化が当たり前になってきたことでSFA/CRMを導入している企業さんは多いんじゃないでしょうか。
弊社では現在、マーケやセールスが使うCRMツールとしてHubSpotを利用しております。 日々の営業活動がHubSpotを起点として行われておりまして、そのために情報入力や分析、レポートとたくさんのタスクがHubSpot上で行れています。 1日の業務の中で接している時間が圧倒的に多いITツールになります。
そのHubSpotがOpenAIのGhat GPT4を組み合わせた、チャット型のインターフェースをもつCRMサービスをリリースしたと聞いたので、アルファ版の申し込みをしてみました。現時点では招待制になっていてすぐに利用することはできませんが、まずどういったことができるのか概要を紹介していきたいと思います。
ChatSpot.aiの特徴
ChatSpot.aiは、営業、マーケティング、カスタマーサービスの担当者がHubSpotをもっと簡単に有効活用し、生産性を最大化するための会話型CRMボットです。
- 自然言語かつチャット形式のインターフェースで誰でも簡単に使えるCRMボット
- 将来HubSpot上のありとあらゆるタスクを実現できるようになる(現時点ではアルファ版になり一部機能に限定)
- 情報管理、コミュニケーション、レポート等の各種タスクにかかる作業時間を大幅に短縮することができる
自然言語で質問や指示を出すことができるようになり、HubSpot上でのあらゆるタスクがこれまでよりもさらに素早く行えるようになります。
HubSpotの公式サイトでは、一例として次のようなタスクが紹介されています。
これらのすべてのタスクを画面操作とキーボード入力で行うと想像すると、数十分〜1時間ほどかかるんじゃないでしょうか。 それがテキスト30〜40文字の指示で、1分とかからずタスクを終わらせてくれるんです! 個人的にはかなり衝撃的なことで、ブログを書いている間ずっと興奮が止まなかったです。
早く試したい!
アルファ版申し込みの手順
- ChatSpotにアクセスする
- ユーザーアカウントを作成する、申請する
- 承認がおりる間に利用規約チェックしアカウントを連携させる
- あとは待つのみ
ChatSpotにアクセスする
ChatSpotを体験するにはChatSpotのWebサイトにアクセスします。
動画でデモンストレーションを紹介しているので、手っ取り早くAIのスゴさを体感したい方は動画を観るのがオススメです。全編英語で紹介されているますが、自動翻訳の字幕を付ければ内容を理解できますので安心です。
ユーザーアカウントを作成する、申請
ChatSpotを利用するには、ユーザーアカウントを作成する必要があります。アカウントを作成するには、Googleアカウントを使用してログインするだけなので非常に簡単です。
ログインと同時に申請も完了します。あとは承認されるまで待つのみです。
設定をする
ここから紹介する手順は利用承認がおりた後でもできますので、急いで行う必要はありません。 ただ、法務や情報システム部門での利用規約のチェックがある場合は、時間を要すると思いますので先に内容確認だけでもはじめておくとスムーズです。
ChatSpotにログインすると設定画面に移ります。ここでは、HubSpotとGoogle Docsのアカウントとの連携するか聞かれます。HubSpotアカウントとの連携手順を一緒に見ていきましょう。
- 規約に同意する英語になりますが非常に大事なことが書かれています。規約の内容を十分に理解した上で、ご自身が所属する企業や団体のポリシーに従い自己責任のもと利用してください。要点を抜粋してご紹介します。
- HubSpotベータ規約に同意すること
- OpenAIの利用規約とポリシーに従うこと
- 入力されたデータはHubSpotのプライバシーポリシーに基づいて処理さえる
- チャットで入力するコンテンツや会話はOpenAIの機能のトレーニングには使用されないが、コンテンツモデレーションの目的でOpenAIと共有される
- ChatSpotのセキュリティ対策は、検証段階であるためHubSpotのSOC2報告書には含まれていない
- 連携するHubspotのアカウントを選択する 「Connect HubSpot Account」のリンクより、アカウント連携の設定画面へ移動します。
- 接続したいアカウントを選択する
- ChatSpotからアクセス権を求められるので同意する
- 以上でアカウント連携は完了です。あとは利用開始になるまで待ちましょう!
いまの業務がどう変わるだろうか
効率性が上がることは冒頭でも書きましたので、違う側面でAIに期待することを書いてみようと思います。 人対人の仕事の進め方では、できる限り摩擦を減らして仕事ができるように感情面の配慮がどうしても必要になります。ただ、配慮しすぎるばかりに社内の人間関係に疲れてしまう人も多いと聞きます。
対してAIには感情面の配慮が一切要らないため、不要な人同士の摩擦や人間関係疲れがなくなって職場環境が健全になっていくんじゃないだろうかと期待しています。
効率もメンタルヘルスが上がるならAIを活用しない手はないですね。
まとめ
アルファ版の利用ができるようになったら、すぐに体験ブログをアップしています。 続報を楽しみにしてお待ちください!